「自律神経」の乱れが不調の元凶に
「なんとなく気分が沈む」
「何をするにも億劫に感じる」
「ついイライラして怒りっぽくなる」…etc.
忙しい毎日を送っていると、こうした心の不調を感じることがあります。
また、めまいや頭痛、動悸、首や肩のこり、腰痛、冷えやむくみ、不眠など、カラダの不快な症状に悩まされている人も少なくありません。
病院での検査でも特に原因が見つからない場合、こうした症状は、しばしば「疲れ」として一括りにされることがあります。
しかし、疲れにも種類があり、趣味やスポーツでカラダを動かした後に感じる心地よい疲れは、カラダにとってプラスの効果があるとされています。
一方で、仕事や人間関係で強いストレスを受けると、カラダがずっしりと重くなるような酷い疲れを感じることがあります。
こうした“不快な症状を伴う疲れ”には注意が必要です。
不快な症状を感じるとき、どのような変化が私たちのカラダの中で起こっているのか。
そのカギとなるのが「自律神経」です。
強いストレスや緊張に直面すると、自律神経のはたらきが乱れ、さまざまな不快な症状となって私たちのカラダに伝わります。
冒頭で挙げた症状のほかにも、視界が眩しい、のどがつかえる、微熱が続く、強い不安を感じる、など症状はさまざま。
「いくら寝ても疲れが取れない、いつもだるい、いつも体調が悪い」
「気分が落ち込む、体力や気力の低下を感じる」…
病院へ行っても特に病気ではないと診断されるような場合は、自律神経の乱れが引き起こしている可能性があります。