治療について

カラダのアンバランスを整える治療

当院の治療は、伝統的な東洋医学、人体を構造からみる構造医学、両方の観点から患者さまお一人おひとりに合わせた治療をおこいます。

東洋医学の考えでは、私たちのカラダには「経絡(けいらく)」というエネルギーの通り道のようなものがあります。

カラダが歪むとその経絡にまでズレが生じ、筋肉のコリ・痛みや、さまざまな不調・病気を引き起こす原因となります。

カラダのバランスが整い、経絡の流れがスムーズだと人は健康で元気な状態でいられますが、バランスがくずれ経絡の流れが滞ると、痛みや不調を感じてしまいます。

当院の治療は、このカラダと経絡のアンバランスを整えることで、私たちが本来持つ「自然治癒力」を引き出し、病気や不調を根本から改善するお手伝いをします。

治療の流れ

・カラダの歪みや緊張の状態を診る
症状の変化や体調をお伺いし、カラダの左右差や背骨、筋肉のこわばりなどで状態を把握します。

・症状にあわせたツボ、経絡へ刺鍼
自律神経治療の要となる首への刺鍼、全身の経穴(ツボ)や経絡に鍼をうち、自律神経の乱れを整える施術をおこないます。

・頚椎(頭と背骨のバランス)調整
最後に仰向けになっていただき頚椎(くび)と頭の接点の調整をして施術終了。

・通院/日常生活でのアドバイス等

(例:自律神経症状)

施術後は今後の治療計画や見通し、次はいつ頃来たらいいのか、どのような治療間隔で通えばいいのか、などをお話しさせていただいております。

通院例(参考)としては、はじめは数回続けて、その後に隔日、週2〜3回など徐々に間隔を広げていく治療が理想的と考えています。

病院の治療でもなかなか効果の出にくい不調も、多くの場合、根本的アプローチで鍼治療を行うことで、だんだんと「なんだか調子が良い」と感じられるようになります。

そして治療を継続することで、その「なんだか調子が良い」を積み重ね、「気づいたら良くなってた」という根本治癒へと向かっていきます。

なお、施術で用いる鍼(はり)は、直径が髪の毛ほどの細さのディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)です。

刺激も少なく一般的に思われている、痛い、怖いイメージとは違った治療に感じられるでしょう。